ボタニック・ラボラトリーでは兼ねてから食や栄養の重要性を訴えてきました。しかし、それだけでは万全な健康づくりができているとはいえません。ポイントは、摂った栄養を代謝させること。今回は、血液循環や代謝を促進するために、ボタラボが取り入れる「温熱療法」について特集します。
健康な 身体を 維持するためには、全身の細胞に栄養を届けてくれる「血液の質」を上げることが大切です。細胞は日々新しいものに入れ替わり、その都度、栄養という材料が必要になります。しかし、いくら栄養価の高いものを摂取しても、それが体の中でうまく代謝されなければ意味がありません。そこでもう一つ、栄養摂取と同等に重要になるのが「血液の循環」を促進することです。
血液の巡りが悪くなると、細胞内でエネルギーが生成されにくくなるため、体温を高く保つことが難しくなります。忙しい現代人はとくに、ストレスや偏った食生活によってさらに低体温になりやすいと考えられます。
体温が1度下がると免疫機能はおおよそ30%低下するといわれています。菌やウイルスに負けない高い免疫機能を発揮するためには、個人差はありますが一般的に37度前後の体温がいいとされています。
ボタニック・ラボラトリーでは、血液循環を促進して体温アップを図るために、遠赤外線を利用した温熱療法を取り入れています。ボタニック温熱の最大の特徴は、なんといっても「6.27μm(マイクロメートル)」の遠赤外線で体を温めることにあります。
6.27μmは、光(電磁波)の波長の長さを示しています。波長とは図のように波の谷から谷までの距離を表し、波長の長さでその呼び名が変わります。
私たち が普段見えている光は「可視光線」と呼ばれ、波長は約0.38μm~0.75μmの範囲の光です。遠赤外線は約3μm~1000μmの範囲の波長で、私たち人間には見えない光です。この遠赤外線の中で、高い温熱効果をもつ波動があります。それが2.66μm、2.73μm、6.27μmの波長の光です。2.66μmと2.73μmは、医療機器で使用されており、6.27μmを使った器具はほとんどありません。
ボタラボでは、この6.27μmの高い温熱効果を取り入れた「ひまわり温熱器」に注目、長年にわたって研究してきた技術者の冨福英雄氏と提携しています。冨福氏は、自らが開発した「ひまわり温熱器」について次のようにメリットを強調します。
「これらの波長の光は、『水分子』に強く反応し、共振させる特性を持っています。私たちの体は約60%が水分であるため、波動が共振して体内で熱が生まれることにより、体温を上昇させたり、血液循環を促進します」
温熱効果の高い6.27μmの遠赤外線は、これまで健康器具として取り扱われてきませんでした。それは、これらの遠赤外線を放射するためには、温熱器の温度を数百度~1000度以上にする必要があったため、人体への使用が危険視されていたからです。
長年の研究の結果、開発された「ひまわり温熱器」は、特許を取得した独自のテクノロジーにより、65度という低温で6.27μmの遠赤外線を放射します。これによって、6.27μmの遠赤外線を利用した温熱療法が可能となりました。
体の不調と体温は密接に関わっています。栄養補給はもちろんのこと、健康状態を保つには、血液循環を促進し、体温を上げておくことが大切です。体の冷えや不調はもちろんのこと、がんやアレルギー、慢性疾患、不妊症などにお悩みの方は、ぜひ一度体験して見てはいかがでしょうか。
ひまわりシリーズの中で、最もスタンダードな温熱器です。毛細血管が集まる下腹部を中心に、頭、目、肩など疲れを感じる箇所に当てて使用します。
温熱器がマットの中に内臓されています。デスクワークや運転中などに臀部や背中などに使用します。就寝時に足元などを温めるのも効果的です。