NPO法人がんコントロール協会が主催する「統合療法コンベンション2022」の開催が迫ってきました。今回のメインテーマは「がん治療」。標準治療の手術や抗がん剤、放射線以外の治療で成果をあげている医師や専門家の講演をYouTubeで無料配信します。どんなドクターが登場するのか?イベントの見どころをお届けします!
今、日本人の二人に一人が生涯でがんにかかると言われています。国立がんセンターは過去のデータ(2018)に基づき、生涯で男性は65.0%、女性は50.2%の確率でがんにかかると発表しています。医療技術が日々進化する一方で、がんにかかる人は増加の一途を辿っているのが現状です。
毎年、統合療法コンベンションに登壇する医師や専門家は、がんの標準治療だけにとどまらず、安全性の高いさまざまな治療法を併用しています。共通するのは、病変部(がんがある場所)や症状だけを診るのではなく、症状が現れる原因にアプローチするところに特徴があります。今回もそうした考え方に立って、さまざまな治療法に取り組む専門家が集結します。
最初に登壇するのは、ハタイクリニック院長の西脇俊二先生です。漢方医学やアーユルヴェーダ医学、超高度ビタミンC療法、食事療法など多岐にわたるがん治療を行っています。今回の講演では、抗がん剤の使用量を標準治療の10~20%にまで抑えるIPT療法や、いま話題の副作用が少ない「重曹点滴療法」に言及する予定です。
続いては、今回初登場となる医療法人医新会よろずクリニック理事長の萬憲彰先生です。よろずクリニックで行われているワクチン療法や遺伝子治療、免疫療法などは全て「免疫サイクルを回す」というコンセプトに基づいています。萬先生は「がん治療で重要なのは、免疫サイクルを正常に機能させ、日々生まれるがん細胞を排除すること」と訴えます。
統合医療に取り組む多くの医師は、体だけではなく患者の精神的な部分(心や感情)のケアも大切にしています。
午後の部に登場する、からすま和田クリニック院長の和田洋巳先生もその一人です。和田先生は、これまでのがん治療の経験から「患者さんとの対話」がとくに大切であると考え、カウンセリングに重点をおいた治療を施しています。今回は治療法だけではなく「がんはどのようにしてできるのか? どう向き合えばよいのか?」といった観点から、がん予防にも役立つ内容をお届けします。
がん治療では一般的に、ステージ4(病巣から離れた臓器に転移がある状態)から治療難度が高まるとされています。最後のブロックでは、ステージ4患者を専門に診療している白川太郎医師が登場します。白川先生は、転移がんに対して効果的な「ヨウ素」を用いた治療をはじめ、「水素の力」を取り入れた治療を提案します。多くのがん患者や家族の希望につながると期待されています。
講演の最後を締めくくるのは、コンベンションを主催するがんコントロール協会理事長、森山晃嗣です。40年以上に渡る食と栄養の研究・実践から行きついた「がんになる食事、ならない食事」をテーマに解説します。
もしがんと宣告されたら、安心できる治療法を自分で選択する。統合療法コンベンションは、その選択肢を持つ機会の場になります。がん治療の最前線に立つ医師や専門家の声を会場で、YouTubeで、ぜひお聞きください!
統合療法コンベンション2022は、YouTubeの「NPOがんコントロール協会」チャンネルから無料でご視聴いただけます。LINE公式アカウントからもスムーズにアクセスできます。当日の配信後のアーカイブ(録画記録)は残りませんので、ぜひリアルタイムでご覧ください!
60名様限定で会場で「統合療法コンベンション2022」にご参加いただけます。チケットはホームページより発売中ですので、お早めにお申し込みください!