ウイルスに負けない免疫力を培う。 ｢ミネラルの働きに注目！」

病気を左右する免疫機能

菌やウイルスは、私たちの身の回りに無数に存在しています。マスクやアルコール、殺菌剤などを駆使しても100％予防することは難しく、それらに触れない・取り込まないようにすることは不可能と言えます。もちろんそういった対策も必要ですが、体内に入ったウイルスが勢力を増して、病気や体調不良として現れるかどうかは最終的に一人ひとりの「免疫機能」にかかっています。身体の免疫機能は、主に免疫細胞の働きによって成り立っています。免疫細胞が体内に入ってきた菌やウイルスなどを素早く感知し、撃退します。免疫細胞は大きく２種類に分けられ「自然免疫」と「獲得免疫」があります。自然免疫は人間の体にもともと備わっている免疫機能で、マクロファージや好中球、ナチュラルキラー細胞などが知られています。自然免疫は最前部隊で、病原体（ウイルスや細菌など）が侵入してきた時にまず始めに出動し、いち早く排除しようとします。自然免疫では手に負えない病原体がいる場合に力を発揮するのが「獲得免疫」です。獲得免疫は、先天的に備わっているものではなく、一度経験した病気の情報を元に抗体を作りだす免疫機能です。獲得免疫には、Ｂ細胞やＴ細胞などがあり、特定の病原体に対して強力な攻撃をしかけます。

免疫を支えるミネラル

免疫細胞は様々な栄養素の働きによって機能しています。補酵素として働くビタミンや免疫細胞そのものの材料となるタンパク質など、毎日の食事の質がそのまま免疫細胞の質になっているとも言えるでしょう。中でも免疫機能に大きく関わるとされるのが「ミネラル」です。ミネラルは現在100種類以上も見つかっており、骨格の形成や神経の伝達、体液の酸性・アルカリ性の領域を保つｐＨ調整、酵素反応に関わるなど体内で重要な働きをしています。そのほかにもタンパク質やビタミンなど様々な栄養素を代謝させるために必須であり、有害物質の排除や毒性を抑制するなどのデトックス効果もあるとされています。免疫機能には多数のミネラルが関わっていますが、特に「亜鉛」は自然免疫と獲得免疫の両方に関わる重要な栄養素です。亜鉛は、自然免疫であるマクロファージや好中球、ナチュラルキラー細胞の生成に必須とされており、免疫細胞が病原体を認識するための情報伝達や抗体の生成にも密接に関わっているとされています。自然免疫の低下の原因として挙げられるものに「鉄不足」があります。好中球が病原体を排除する時に必要な酵素は、鉄がなければ機能しません。さらに、鉄が不足していると免疫機能の司令塔とも言える「Ｔ細胞」の減少にもつながる（※１）こともわかっています。同じように「銅」が不足してもマクロファージやＴ細胞の活性が弱まることも報告されており、好中球の数の減少、菌やウイルスなどを撃退する能力の低下（※２）も考えられています。

ミネラルはチームで働く

今年の夏は熱中症患者も増加しました。熱中症対策としては、こまめな水分補給やエアコンの使用などがあげられますが、ここでもやはり免疫機能や自律神経に目を向けることが大切になります。季節の変わり目の温度変化に対応するためには、体温や体内の水分を調整するマグネシウムやカリウム、ナトリウムといったミネラルを摂取することが不可欠です。さらにミネラルは「チームで働く」ということもおさえておかなければなりません。私たち人間が健康を維持するためには、最低でも45種類以上のミネラルが必要とされています。相互に関係し合うミネラルを複合的に摂ることで初めて免疫機能が正常に働き、菌やウイルスなどの外的から身を守ることができます。毎日の食事でミネラルの種類を多く摂ることを心がけ、夏のうちに免疫細胞を増やし、菌やウイルス、季節の病気に負けない体づくりにチャレンジしてください。

不足しがちなミネラルをカバー「ボタラボミネラル77」

健康維持のために、毎日の食事で補う必要があるミネラル。現代の食環境では年々摂取しにくくなっていることをご存知でしょうか？本来ミネラルが豊富とされる野菜や果物は、農薬や化学肥料の使用によりミネラルの量や種類が昔に比べて極端に減少しています。また、コンビニ食や加工食品の普及により、代謝への負担や解毒などにミネラルが消耗され、結果としてミネラル不足に陥る人が増えています。ボタニック・ラボラトリーの主要製品である「ボタラボミネラル77」は、手軽に良質なミネラルを補給できる優れものです。古代の植物が長い年月をかけ積み重なった「ヒューミックシェール」と呼ばれる堆積植物が原料で、ここからはなんと約77種類ものミネラルが検出されます。独自の抽出法によって自然のミネラルバランスを保ちながら精製加工し、添加物などを一切加えずに製造されています。不足しがちなミネラルの補給に、ぜひお試しください！