千葉県に住む60代の男性は、今から5年ほど前、仕事中に突然「肩」の痛みを覚えます。長年、空港に勤務していた男性は、その日「20キロぐらいはある」重いスーツケースを運んだ時、肩に激痛が走ったそうです。家に戻っても痛みはなかなか引きませんでした。
男性は50歳になってから趣味で草野球をはじめ、休みになると仲間達と汗を流すのが楽しみでした。肩を痛めた翌日は、草野球の日。男性はピッチャーで「自分が行かないとチームに迷惑がかかる」と、肩の痛みを押して参加します。
ところが、キャッチボールをしようとボールを投げた瞬間、再び肩に激痛が走りその日を境に、野球ができなくなってしまいます。病院に行けばよかったのですが、社会人になってから風邪さえ引いたことがない健康体で、職場の健康診断でも、医師の診断や検査数値はいつも「異常なし」。わずかに花粉症を患っていましたが、妻の勧めでボタラボグリーン、キャロット、ミネラル77をほぼ毎日、飲んでいたら「いつの間にか良くなった」とか。それゆえ痛みさえ和らげば、仕事も野球もまた普通にできるだろうと、男性は「湿布をしながらしばらく様子を見よう」と決めます。
それから3年余り、男性は肩の痛みや違和感に悩まされるのです。その間、仕事は休むことなく続けていましたが、肩だけではなく首や腰にかけて、慢性的な痛みを覚えるようになります。冷湿布や温湿布などいろいろ試しますが、違和感が消えることはありませんでした。
様子を見かねた妻が、ある日夫に提案をします。「痛みが引かないなら一度、リンパ温熱を受けてみたら? 痛みが和らぐらしいわよ」
男性は、妻の提案を受け入れ、さっそくボタラボのリンパ温熱を試します。今年3月に初めて受けた時は、とてもリラックスできてスッキリ感がありました。しかし続けないと効果は一時的といわれ、4月、5月、8月と計4回施術に通います。すると3回目ぐらいから不思議と肩の痛みが和らぎ、体全体が軽くなる感覚に包まれます。指導を受けた先生から「栄養による基礎代謝と、リンパ温熱による血液とリンパの循環が良くなり、痛みが和らいだのでしょう」と説明されます。
4回目には「肩の違和感が消え、体から悪いものを全部出してくれたような爽快感」があったといいます。それからは肩が軽くなり、すっかり元気を取り戻した男性は、しばらく封印していた草野球を再び始めたそうです。
現代医学では、様々な原因で滞ったリンパの流れを改善する治療はないのが実状です。肩の痛みは、痛み止めを服用するか、肩関節へ鎮痛剤やステロイドの局所注射を行うのが一般的です。今回のケースでは、温熱によってリンパの流れが改善できたのでしょう。根本的な治療が期待できるリンパ温熱のメリットはここにあります。