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Seminer

パニック障害を克服し、健康と結婚を引き寄せる

東京都在住50代 坂井結美さんの場合

50代の坂井結美さんは、スポーツクラブや地域のヨガ教室、個人サークルなどでフリーのヨガ・インストラクターをしています。仕事柄、周りから元気で健康的と思われていますが、実は30代後半のときに「パニック障害」に悩まされてきました。

パニック障害は、場所や状況にかかわらず突然起こるのが特徴とされています。動悸や心拍数の増加、冷や汗、体のふるえ、息切れ、めまいやふらつき、自分ではない感覚などの複数の症状が同時に起こり、坂井さんは発作のたびに「死んでしまうのではないか」と恐怖を感じることが多々あったと言います。しばらくして治まるものの、発作を繰り返すうちに「また起きるのではないか」と不安になり、それがまた起こりやすい状況を作ってしまうのです。

実は坂井さんは30代のはじめにボタニック・ラボラトリーと出会っています。知人の男性ががんになったことをきっかけに、書店で森山先生の「アメリカはなぜがんが減少したか」の著書を手に取ったことがあったのです。書籍を読んだのち、その知人男性に「副作用がある抗がん剤治療を避けること」と、「ボタラボ製品を取り入れること」を伝えたところ、なんとその男性はその通りに実践し、一年ほどでがんが快方に向かったのです。以来、ヨガの指導に生かせるかもしれないと、正常分子栄養学を通信講座で学びはじめました。

しかし勉強はしたものの、当時は自身の食生活や栄養にまで気が回らず実践が伴っていませんでした。その頃「断食」を挑戦してみたものの、糖類が入った甘い酵素ジュースを飲んでいたからか、状況が良くなることはありませんでした。

パニック障害への不安が高まるにつれ、ついに森山先生に相談します。正常分子栄養学の基本である「いのちの鎖」栄養理論を改めてレクチャーされ、糖質の摂りすぎによって自身の体が低血糖に陥っていたこと、そして細胞を作るためのタンパク質、油、それらを代謝させるためのビタミン、ミネラルが完全に不足していたことがすんなり理解できたのです。

坂井さんはその日から食事を変え、そしてボタラボグリーンを1日3〜5杯飲み始めます。すると1ヶ月もしないうちにパニック症状はなくなり、好きだった甘い物も全く欲しくなくなったのです。肌のシミや日焼け跡もグリーンを飲み始めてから消え、口内炎もできなくなりました。

元気な心と体を取り戻した坂井さんは、改めて正常栄養学を学び直し、健康指導師の資格を取得。今ではヨガ教室に通う生徒さんにレッスン前の時間を使って栄養指導をするようになりました。栄養不足がどのような症状を引き起こすのか身をもって体験してきたからこそ心から栄養の大切さを語ることができ、ヨガと栄養の相乗効果を伝えることができていると語ります。

そしてもう一つ、47歳で婚活を始め、なんと知り合って11ヶ月で結婚に漕ぎ着けます。栄養で健康と結婚を引き寄せた坂井さん。愛するパートナーと愛犬とともに、休みになると共通の趣味であるキャンプを楽しみながら、幸せな毎日を過ごしています。

私の栄養スイッチ 2024年10月号PDF